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まだまだ無関係なうちにこそ備えておく

平時から皆が少しずつお金を出しあい、万が一の際にはその蓄えたお金の中から費用を融通して、トラブルに対する負担をひとりではなく皆で均等に背負う――いわゆる相互扶助のシステムですが、古い時代から、日本にもその概念は存在していました。

無尽(むじん)や頼母子講(たのもしこう)などと呼ばれていたものがそれで、古くは鎌倉時代のころにもその存在が確認されていると言われています。
現在でいうところの「保険」――近代的な意味合いでのそれが、西洋から輸入されたのは明治時代のことですが、その後、特に現在、特に医療保険に関してはその言葉が意味する通り、長寿高齢化や健康志向に伴って医療機関等を一生涯の間に幾度となく利用する現在の我々にとっては常に欠かすことのできないシステム――いわば必須ものとして大いにそして頼もしく機能してくれていると言っても過言ではないでしょう。
現在の日本では、国民皆保険が基本とされており、皆がいずれかの公的なそれにきちんと加入しなければならないのが前提となっています。
たとえば、病院に行って診察を受けたあと、医療費を支払いますが、知っての通り、その折、全額を我々が負担しているわけではありません。
基本的に自己の負担額は全体の3割に留められ、あとは公的保険からの給付によって補填されます。
加えて、更に民間の医療保険を併用すれば、なお万が一の時の大きな負担を、かなり軽減させることが出来るのです。

こうしたシステム――特に民間によるそれは、自分の健康に対していささか自信のない人たちが備えるものであるとついつい考えてしまいがちですが、それは違います。
自信があろうが無かろうが、本来的に誰もが備えておかなければならないものなのです。

むしろ、健康に自信があり、自分はまず病気やケガなどとは全く以て無関係であると強く思っている人ほど、なおざりにするのではなく、きちんと加入しておくべきであるとさえ言えるでしょう。
そもそも「備え」とは、その対象となるものとはなるべく縁遠いうちにきちんと準備しておくものなのです。

特に民間会社によるそれでは、持病や既往症によって本来受けられるべき保障が制限されてしまうことも少なくありません。
そうしたものがまだ自分の中には存在しない時点において、しっかりと「いずれ遭遇するかも知れない万が一の事態」への「対抗策」を備えておくのがベターであると言えるでしょう。
それぞれの保険会社が提示している様々な商品を丁寧に比較し、自分と自分の家族にとって最も適切なものを選択してみましょう。